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20-1 やっぱり便利な納戸

■納戸の役割

収納とはつかうための物を一時的にしまう場所です。しかしその「使う」にも、
頻繁に使用し日常的に出し入れする物と、そうでもない物とがあります。「たまに使う」物の収納を考えましょう。

・納戸とは季節ごとに使い分ける連暖房機の機器や家具、スポーツ・レジャー用品、年中行事に使う品々、客用の布団・座布団、
 装飾・美術品の類、いただき物でいつか使いたいと思っている品々などは、どこの家にもある「たまに使う」物です。
 日常的に使いやすい収納場所がこれらの置き場所になってくると、普段使う物が取り出しにくくなったり、どこにしまったか忘れてしまったりと、
 不都合が多いものです。 
 出来れば『保管場所=納戸』として、どうしても捨てられない記念や思い出の品々など処分を待つ物も、納戸が置き場所になるでしょう。

 
・納戸はどこに?家の中、特に便利な位置にある必要はありませんが、家族共有の物を置くわけですから、廊下や
 共有スペースから出入りできるようにします。
 可能なら1、2階の両方にあると便利です。
 布団や暖房器具、ひな人形などであれば、使うときの場所が決まっていますし、また、かさばって重いものを、階をまたいで運ぶのは大変です。
 2階に6畳で設けるより、各階に3畳ずつ配置するほうが有効に使えます。

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